2025/03/09 10:44
こんにちは、TOMOです。
今日は、データを使ったビジネス寄りのお話になります。
先日、大好きな番組である「カンブリア宮殿」を見ていまして、
その時は、最近、都心で増えたサラダ専門店の特集だったのですが、
この会社、ちょっと珍しい経営方法を導入していまして、
それが、データドリブン経営です。
顧客の行動を数値化して、その傾向を分析し、
次の販売計画に繋げるって手法なんですが、
いわゆるDX化とか、データドリブン経営って言われています。
これ、数年前から企業がコンサル雇って、いそいそと見えない投資をしている部分でもあります。
レストラン業界って、何が流行るか分からないので、
今までは、経営者の勘と経験で判断していた部分が多く、
数値化が難しかったのですが、
それを、注文データと顧客を常に紐づけるような、
伊勢丹さんのグループがやっているようなアプリの仕組みを導入することにより、
客の好み、売れ筋を数字で示したうえで、経営判断をやっている会社でした。
補足すると、レストランとしては、
システムとして、タブレット導入とかで人件費の削減は行っていますが、
並べる商品の判断に、データを導入しきれていないと思います。
今日は、そういう意味では外食における商品の話かな…
(接客はこの前したし)
ただ、面白かったのは、
社長さんの言葉で、
「人がいて、テクノロジーがあって、人がもっといい生活をするためにテクノロジーがある。」って
言い切った部分でした。
DXの肝って、業務の汎用化になります。
属人化の反対ね。
誰がやっても、同じ結果が出るって業務のプロセスにするのが、
DXの要になりまして、これを企業はせっせとお金かけてやっているんです。
で、DXはまだ人が判断していて、AIはこのDXのデータを手足みたいに使って、
人に代わって、自分で判断していくって流れになります。
だから、今のところ順番はDX⇒AI
メリットもデメリットもあると思いますが、
この会社の更に凄いと思ったのが、
従業員が在店している時間に売り上げが上がると、
顧客がついているとみなして、インセンティブを払う仕組みでした。
誰がやっても同じ結果は出るけれど、
やっぱり人による接客は必要ってことです。
これ、フランスとかではよくありまして、
作っている人は黒人の方だけど、
店頭には必ず白人が立って、接客しているというスタイル。
誰が作っているかも大切ですが、
誰から買うかも大切ってことかなと思います。
で、ここからが、ちょっと深堀の話なんですが、
DX使って、人の好みの中間を取っていくと、どうなるか?
マニアックな好みが排除されることになります。
ま、そういう人をお店のターゲットに置かなくなるって言い方も出来ます。
マニアックが排除されるとなると、どうなるか?
まぁ…現実的には、マニアックなモノが地下に潜ることになるんですが、
提案されるものが、
中間層として存在するのか。
中間層として設定されるのか。
この設定される場合は厄介ですね。
DXとか、AIのその先にいる人たちに、好みを押し付けられるのですから。
これには気を付けておく必要がありますね。
ただ、中間層として存在する場合であっても、
自分の好みは、きちんと把握しておく必要があります。
このね…中間層というか、いつもと変わらない変化のない日常で、
ゆっくり、ゆでガエルになるのって、
ルート治療で言うところのレーラ、そのものなんですよ。
自分の人生で、こうしたい。
こう生きたい。
こう死にたい。(死生観ですな。)
これをすべて麻痺させて、今のままでいいや。とか、
変化が怖い。とか、
そうさせているのは、自分の中にあるエゴです。
いわば、エゴを抱えたまま、エゴに人生を捧げて、死ぬ。
って感じになります。
この自分のこうしたい。というのが無いまま、AI時代に突入するとですね。
多分、停滞が加速します。
ちなみに、
AIのシンギュラリティは、今年中?って言われていまして、
それを迎えると、全て過去のデータから想定されて、
今以上に、AIが提案してくる世の中になってくると思います。
なので、この時代の切り替わりである今、
自分はどうしたい?に、触れておくことも大切だと思います。
もしくは、レーラと向き合って、エゴを減らすかです。
AIが生活の隅々に張り巡らされだしたら、
エゴは何倍にもなって、私たちを覆うと思います。
AIがメガホンのような役割を果たすからです。
そういう意味で、格差が広がるのだと思います。
精神的に豊かなものは、AIの恩恵により、より豊かになります。
常にネットワークに接続された状況
過去のデータから提案された選択肢
とはいえ、AIなしに次の時代を迎えることは無理です。
それは、水瓶座の時代だからです。
1万年前の縄文の時代に還るといわれていますが、
それは、ちょっと違っていると思っていまして、
AIと共にネオ縄文時代になる感じなんだと思います。
その辺りの話は、また別記事で書きますね。
必要な方に届きますように
TOMO
a day
素敵な日々を

