2019/12/12 07:00

こんにちは、TOMOです。


今回は、エジプト初の女性のファラオであるハトシェプスト女王の葬祭殿です

ここも貸切ではなかったものの、オープンと共に行ってきました。

ただ、ほぼ貸切でした!(一番乗りでしたからね)

朝日が差し込む中で、何といいますか。

幕が上がるような感じで始まり、そして重い幕が上がったのちは、思いもよらない豊かなエネルギーに満ち溢れたものを感じさせてもらったという雰囲気でしょうか。


正直…行った当初はピンと来なかったんです。

豊かさの定義が私の中であやふやだったのかもしれません。

朝日が昇り、彼女の物語を聞き、そしてハトホルの名を冠する女王にも愛する人がいたことを聞いたとき、オスマン帝国のフュッレムを思い出しました。

フュッレムは皇帝との間にもうけた4人の子供を守るために奔走した女性でした。

皇帝になる男子以外は、全て殺される。それがオスマン帝国の習わしでした。

ただ、フュッレムが尽力した結果、良いか悪いかは別として、皇帝になる男子以外は監禁されるに至っています。


一方で、ハトシェプスト女王は、エジプト初の女王として、戦いではなく、文化を育み、隣国と貿易することで国を富ませていった女王でした。

ですので、この葬祭殿のレリーフにも、船や、海の中の魚、そして交易に使った金と、引き換えに交換した香油の材料などが描かれていました。


ただ、二人の女性の生き方を思ううちに、戦いの中で得られる豊かさと、安定した経済的、文化的な成長の中で得られる豊かさとは全く異なるものだなと帰国してからふと思いました。

これを書いてる12月2日に、近所のマダムとおはなしする中で、「豊かさ」って贅沢のことではないという話をしてきたんです。

豊かさって、心を満たす食事であったり、会話であったり、交流であったり。
そこには、安心という土台があり、その上で培われる丁寧な生活のことを言うのだねって、気づきを貰うことで、ハトシェプスト女王が目指したこと、やりたかったことが、ようやく感じることが出来てきた気がします。

だから、豊かさって安心の上に立つ、丁寧な生活を送れること。

そして、それを実現するには土台を慣らし、設計図を描き、育てていくこと。

これが彼女の葬祭殿で感じたエネルギーの意味だったように思います。

意外なタイムラグがありましたが、豊かさのエネルギーに触れたことで、じわじわと、この場所のエネルギーを感じてきました。

また、人としての豊かさのエネルギーが凝縮されたこの場所は、やはり女神の神殿の豊かさとは異なるエネルギーを内包していたように感じます。

私自身、女神のエネルギーには結構敏感に反応していたなぁと思ったのですが、女王のエネルギーには疎かった…
という感じで、やはり得意な部分と、不得意な部分が顕著に表れた感じでした。

ただ、この場所で感じたエネルギーは、「すそ野を広げるように繁栄を作り出し、享受していく」

3次元的と言えば簡単ですが、物質的、金銭的に豊かになることで、人が笑い、国が栄え、繁栄することを願うエネルギーが、サーッと体に注ぎ込まれたような感じでした。


自分用のアンダラクリスタルも、この場所でチャージしてきたのですが、やはりエネルギーが桁違いにパワーアップしていました。
やっぱり聖地での石へのエネルギーチャージは凄いです。(店主の感覚ですが・・・)

石って凄いもので、その場のエネルギーを持って帰ってこれるんですよね。
それって、行かなくても、その場のエネルギーを体感できるってことなんです。

だから、現地に行かずに、現地のエネルギーを持つ石があるだけで、現地のエネルギーを享受できる感じです。(人によって感覚は、もちろん異なります。)

今回は持ち帰った石を販売する予定はないものの、やっぱりエジプトの時間・場所・そして人が一つの意図でつながった時のエネルギーって、凄いことになるなーと思いました。

本当に、それくらい凄いリトリートでした。


まだまだ続きまーす

TOMO


a day

素敵な日々を